墓じまいについて

最初に墓地の場所を案内していただき、解体する現場を確認致します。

ご提案の資料で決定しましたら墓所の掘削を行います。重機の入る墓地でしたら重機などで掘削します。重機等が入らいない墓地の場合は、人力にて手堀りします。

掘削が完了致しました。運び出した土や砂は、残土処分場にて処分致します。

その後、栗石（少し大きめの石）を敷設致します。

その後、砂利（0-40）（細かい砂利）を敷設致します。

砂利を敷設致しましたら、転圧機（ランマ）にて砂利を締固め強固な地盤を作ります。

地盤の締固めが完了しました。
地盤には、基礎コンクリートや石材の重量がかかりますので、地盤の補強が大切な作業になります。
墓地の土質や地盤により施工工法を考えながら施工しております。

地盤の締固めが終わりましたら、納骨堂の型枠（納骨堂部分は、地面（土）と繋がるようにするため）を設置し、鉄筋を組みます。写真では、砂利の上に鉄筋が配筋してありますが、結束線にて連結後、スペーサーブロックにて鉄筋を浮かして施工しております。

天気の状況や気温を考慮してコンクリートを打設します。コンクリート打設後、気温によりますが、20日程度の養生期間（コンクリートの強度を出すため）をとります。

コンクリートの養生期間があけましたら、石材の取り付けを行います。移動式のカニクレーンや石材運搬車を使用して取付作業を行います。

石材と石材が連結する箇所は、石材用のボンド（ホームセンターで売っているものではなく、石材店専用のボンドになります。違いは、油分量です。）
基礎コンクリートと石材は、モルタルなどで取り付けを行います。

外柵の取り付けが完了しましたら、専用の金具（ステンレス製）にて石材と石材・コンクリートと石材を補強します。

金具にて補強しましたら、砂利を敷設致します。

外柵内を張石致します。
近年では、メンテナンス（除草など）を考慮して外柵を施工する際に石材を張石するケースが増えております。外柵を施工する際に張石を行うことにより、後から張石をする場合より金額が安く施工できます。

張石を施工後、養生期間をとりまして、石碑を取り付け致します。石碑も同じように石材用のボンドとモルタルにて取り付けしております。

土台石部分を取付後、専用金具（ステンレス製）にて補強し、納骨堂を仕上げます。

石碑も同じように石材用のボンドにて接着致します。

こちらも石材用のボンドにて接着致します。石材と石材の間が約3mm程度になりますので、それを考慮してボンドの量を調整しております。